Essential-Oil

fog-2024 使用エッセンシャルオイル

 

【赤松】
八ヶ岳の麓に広がる、長野県諏訪地域の森林に多く生育する赤松の枝葉から抽出した精油。針葉樹の森を思わせる清々しい香りの中に、熟成したブランデーのような奥深さを感じさせるこの精油は、長野の間伐材・森林資源の利活用に取り組む「yaso」が水蒸気蒸留し抽出したものです。赤松の枝葉を採取する時期や、地域、標高などによっても香りが違い、蒸留後も熟成により変化していくため、yasoでは蒸留するバッチごとに番号をつけアーカイブしています。

【イランイラン】
“花の中の花”という意味を持つ、熱帯の高木に咲く黄色い花、イランイラン。一度嗅いだら忘れられない、華やかで甘くエキゾチックな香りは、そのうっとりとするような催淫作用で、太古の昔から愛されてきました。完全に開いた花びらを日の出前に手摘みで収穫し、一番良い状態で蒸留した、最上級の精油のみを使っています。

【オークモス】
日本ではツノマタゴケと呼ばれる、藻類と共生する菌類、地衣類に属するオークモス。樫の木などに着生し、湿った林床のような深く青い香りと、微かな木質の香りがあります。粘度が高く、香りの固定剤としての役割も果たすこの精油は、ブレンドに使用すると香りに官能的な雰囲気を出したり、穏やかにしたりします。

【パチュリ】
パチュリはインド原産のシソ科の植物。乾燥・発酵させてから蒸留します。枯葉や墨を思わせる、スモーキーかつエキゾチックな香りが特長。歳月とともに熟すほどに味わい深く豊かな香りを放ち、ローズやムスクのような甘さも醸し出します。60年代にはヒッピーたちの間で大流行した香りとしても知られています。葉には虫よけ効果も。